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伊能忠敬

 

明日は関わりのある町巡りをしたことがあるくらい尊敬している伊能忠敬さんの誕生日。

忠敬さんは家業の酒造業を引退してから50歳にして自分より20歳も若い高橋至時に弟子入りし、暦学・天文学・測量などの知識と技術を学び、55歳から17年かけて初めて日本全土の地図を作るという大仕事を成し遂げました。歩いた距離は地球一周分。至時は最初、年寄りの道楽なのだろうと思っていたそうですが、昼夜問わず勉強し続ける姿に心打たれ、次第に忠敬のことを「推歩先生」(推歩=星の動きを測ること)と呼ぶようになったそうです。忠敬がつくった地図もとても正確だったといいます。

 

そんな忠敬さんに後押しされて、今日はずっと拒んでいた勘定奉行様を受け入れることに。今年は早めに帰ってもらえるように何とかがんばりたいと思います。

 

「ええ。そうしてもらわないとアタチが暇になって困りますの。」

 

 

 

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