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革道
 


剣道、華道、茶道…
「道」とつくものは押しなべてTao[道-タオ-]に遠因しているのだよ、
と言っていた亡き祖父のことばを思い出しています。

古の先覚者達は口をそろえます。
武術に芸術に技術…
それらはみな違うようでいて、実はどの道も徳をあらわす為にあるのだと。

革を針で縫っていく工程は、一瞬一瞬を観察しつづけることになります。
機械的で無意識化してしまいがちな日常にあって
意識を-現在-に引きあげてくれるので
私たちは、この時間がとても好きです。
長い道程を眼前にした時は武者ぶるいがします。

うーんと
ギトギト油の換気扇と対峙した時と言えば
なんとなく分かってもらえるでしょうか?

分かりませんね。


ところで昔の人は
ことわざや故事などなど
どうして比喩や暗喩にしたのでしょう?

それは
人というのは、そのまま答えだけをいわれるより
導きによって考えさせられたことのほうが
深い処に染み込んでいき
やがて活きた智恵となることに気づいていた
先達の愛なのだそうです。
❧❧❧

今日はなんだか
おじいちゃんが傍に居るような気がしたので
おじいちゃんが好きだった高村光太郎さんの「道程」を
下にたたんでおきますね。

前に進めそうにないような時に。ぜひ読まれてみてくださいな。
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光が丘公園にて


飼い犬との別れはいつも夏でした。
激しい部活動のお子さん、過酷な環境下で働く方々、ご年配の方々、そんな家族を支えている方々など、あともう一息ですね!


秋からのイベントが嬉しい半面、背筋が伸びる思いで針を運ばせています。
背筋を伸ばすと肝が据わって、浮かんだ足もしっかり着地。



2020オリンピックの会場となる施設や公園は、昔テニスや大学の催しなどでお世話になったことがあります。
私達は二人して東京出身にもかかわらず、まだまだ知らない場所だらけ。
光が丘公園のことも「ロハスフェスタがどうやら関東でもはじまるらしい?!」そんな頃にはじめて知った具合です。
その第4回目が月末に迫っています。
周辺一帯も美観的で、とてもきれいな公園です。


ブース番号は 【 056 】 ハンドメイドの雑貨市 です。
素晴らしい作家さん方の作品に是非会いにきてください。


東京ロハスフェスタ
日時 : 2012年9月28,29日(土,日)
場所 : 練馬区光が丘公園
入場料: ¥300

※TФKは両日参加。地に(芝生に)足つけてきます。




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東京へ、ロハすでござる。


2012秋 川口暮らふとにて




雨が降ってきました。
洗濯物を取り込まなくてはですね。


中国でよく見かける風景で
雨でもおかまいなく軒下に洗濯ものを干していたりするのは
「氣」なるものを衣類に通したいからなんですってね。
ごめんなさい。大らかさ故なのだと思っていました。

それを知っちゃったらね、なんだか私も慌てて取り込もうとしなくなってしまって。
歳とると動きが遅鈍になったり、言い訳も上手になりますね。

昔は、湿度があがりはじめる午後2時には取り込むような
いつもきっかりきっちりな「ミスター武士道」だったのにねぇ…と遠くをみつめています。(早く取りこまんかーい)

おやおや。
「ええじゃないか♪ ええじゃないか♪」とBGMが流れてきましたよ、
脳内で。
これはあくまの声?えんぜるの声?




長雨が終わるころでしょうか。
東京ロハス()から始動いたします。
そらいろ絵本さんのブースです♪
詳しいことが分かり次第、またご連絡しますね。








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