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ありがとう蔵のまち
 
今年の1月。
「蔵まち 宵の市」のお話をいただきました。
モノづくりを通して地域の発展に寄り添いたい。
そう願っていたら電車が目の前に停まって
疑いもせず乗りこみました。

手作りがあまり好きではない人やまったく興味のない人も通る
少し厳しい環境に身を置いてみたいという気持ちもありました。


美しいモノを守ろうと
人や街に尽くしている人達と出会いました。
見えてくる景色に驚いたり
流れていく景色をただ眺めたり。
寄り添えるだけで幸せだったのに
気づいたらモノづくりの世界に興味のなかった人たちが
他のクラフトイベントにも来てくれたり
その逆に常連のお客様が川越に足を運んでくれたりして
小さな風が通いあうようになっていました。


車も減って碧色になった宵の蔵通りに
行燈が並ぶ光景、
いつか観にきてくださいね。







手にしてくれた人がみな満面の笑みで帰って行く。
わたしたちにとって、その姿もギフトであり福音です。
子羊TФKを救い上げてくれてありがとう。

ちょっと可愛くい例えすぎました。




もうすぐクリスマス。
無宗教な俗な我が家を少しでも聖域にしたいけれど
今は猫の毛と革屑で埋もれそうです。アーメン。









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雑貨市1201
雑貨市へのご来場ありがとうございました。
混雑で本来の風景は楽しめなかったかもしれませんが
きっと各会場で素敵なモノを手にすることができたのではないでしょうか。
garlandさんでは、「ここすごーい」とか「ここやばい…」と皆さん建物に見惚れたり撮影したり賑わっていました。

全部の会場を巡るのは結構大変。
それなのに「やっぱりお友達にもー」ともう一度戻ってきてくれたりすると
温度があがってしまいます。
また来年もみなさんに会えるといいなぁ。

そらさん、今年も開催してくれてありがとうございました。
そらさんに「自転車で駆け抜けていく姿かっこよすぎで賞」をあげたいです。





Troisさんの
古道具やブロカント。
邪魔にならないようにと苦労されていましたが、結果
どこかシュルレアリスムの絵画のような素敵な空間をつくってくれました。

そのものの価値、それを所有するという単一的な魅力を感じる人。
置かれている全体性に惹かれる人。
皆さんはどちらですか?


かつて聖なる次元を日常の中へ導入しようとした芸術家たちがいました。
俗と聖。
二項は対立するものではなく
継ぎ目のない海であるという思想を表現しようとした前衛達の苦労を
アンティークの世界が教えてくれたような気がした日でした。







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